車の鍵をなくした時にできる対処策

車の鍵で困った時
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通勤の時、仕車の事で外回りをするとき、出張の時、家車は族で外出するとき、ちょっとそこまで買い物に行きたい時など。そんな時に鍵を紛失してしまったら、その先の予定にも影響を与え、慌てて間違った対処を行ってしまう事もあります。
まずは落ち着いて、鍵をなくした可能性のある場所を徹底的に調べます。家の中で無意識のうちに鍵をどこかに放り投げた、いつも定位置に置く場合は棚の裏や周辺に落ちている場合もあります。毎日持つ鞄の中・洗濯に出したズボンのポケット、また幼いお子さんがいる場合は手の届きそうな隠し場所なども探してみましょう。
もし外出先であれば、車のダッシュボード・座席の隙間・立ち寄った店舗に連絡したり、駐車場周りも探してみてください。
それでも見つからない場合は、合い鍵・スペアキーの使用、またはディーラーに純正の鍵を発注する、急ぎの場合は出張タイプの鍵屋に連絡することがベストです。
都内であれば全域に出張する鍵業者がオススメ。

 

鍵を閉じ込めてるインロックトラブルで対処できる事

鍵をなくしたと思っていたけど、そういえば車の中に置き忘れた記憶がある。車の外から鍵が見えている。買い物をしたときに鞄に入れっ放しでそのまま閉じ込めてしまった。こうしたトラブルをインロックと言います。インロックの場合は、車のドア鍵を開ければ解決できることなので、お急ぎの際はJAFなどのロードサービスに依頼する、または出張業者に連絡してみることで比較的早く解決できます。
ここで間違った対処例として、焦ってドアを自力でこじあけようとする、窓ガラスを割ってしまう、などのケース。鍵穴をこじあける事は知識がない場合は全くもって開けることができません。針金1本・ヘアピンを突っ込んで、などで車の鍵を開ける事はまずできないうえに、動画などで挙げられている鍵解錠方法は最近の車には通用しません。防犯アラームが鳴り、余計に焦る事となります。最悪の場合は鍵穴を壊してしまい、鍵穴の交換費用まで掛かってしまう事態に。また、ガラスを割ってしまう事も同様で、割っている際の騒音・車上荒らしと誤認される可能性・ガラスの交換費用、それらを考えると最悪のケースです。
急いでいるからといって、これらの間違った対処法は選ばないようにしましょう。出張業者は思ったより早く到着してくれることもあり、最短で15分と書かれているサイトもあります。お急ぎの場合や合い鍵がない場合は、トータルの費用を考えても、ロードサービス・出張業者に車の鍵を開けるサービスを依頼する事が最善策と言えるでしょう。

 

鍵を完全になくしてしまっている場合にできる対処方法

鍵を閉じ込めていない、持ち歩いていた時にどこかで落とした、川や溝に落として流れて行ってしまった、または鍵が折れてしまったり破損して使えなくなった場合は以下の対処法を行ってみてください。

まずは警察に届けを出す

落とした鍵が届けられていることもありますので、まずは遺失物の届け出を警察に提出します。鍵の特徴・落とした時の状況などできるだけ詳しく伝えておきます。もし見つかった場合は、受理番号で引き換える事が出来ます。

急ぎの場合は鍵の業者に連絡する

車の鍵の種類によっては、鍵穴を見てその場で作ることが出来ます。車の車種・鍵の種類(イモビ・ウェーブキー・ギザギザキー・リモコンキー)などによって、鍵業者ごとに対応できるかが変わりますので連絡して確かめてください。

また、業者選びに関しては、仲介業者を挟むと料金が増すことがあります。その他にも出張費がかかる、時間外料金、基本料金といった費用がかかることがありますので、到着時間と料金にも注目して業者選びを行うと良いでしょう。

業者に頼むときに注意する事

車の鍵を作る時、業者に頼めば必ず対応してくれる、というわけではありません。他人が勝手に鍵を作る恐れもある為、業者側も身分確認を徹底しています。免許証と車検証の用意、名義が違う場合は名義人を呼ぶ・名義人との関係(家族)を証明するものなどが必要になります。車検証などは車の中にある場合、鍵を開けてから対応してくれることもありますので一度電話で確認してみましょう。

会社の車の場合

会社の車である場合は、会社に連絡をしスペアキーを用意してもらいます。もし緊急の場合には鍵業者が対応してくれることもあります。

 

まずは焦らず対処していきましょう。

紛失した場合は警察に届け出を出す、スペアキーがあるかどうかを確認する、急いでいる場合はロードサービスや鍵業者に依頼する、これらを覚えておくと焦らずに対処していく事が出来ます。
時間と費用を天秤にかけ、どの選択を行うかはご自身で決めていきましょう。